取組み・活動
デザインのちから!
街で出会ったデザインプロデューサーさんとその取り組み
前回、細田木材工業さんのお話しを掲載しましたが、今回は同会で登壇された「ayanomimi」の代表・デザインプロデューサー・ビジネスコンサルタント(肩書きは同HPより引用)の岡村彩さんのお話しです*。同社は、デンマーク・コペンハーゲンに所在します。同社は1700年代の建物(但し内装はモダン。)にあるそうです。
岡村さんは、日本とデンマークの橋渡しとなるような事業に携わっており、デンマークと日本をどう繋げるかをチームで検討しているそうです。特に2020年に向け色々考えておられます。東京に、ハブとなる場所として、マテリアルの共通点もあって、木場や江東区に興味をもったとのことでした。
最初は、デンマークがどこにあるか?というお話しでした。この地図(グーグルマップ)で見てください。私は、もっとヨーロッパ大陸にしっかり繋がっていると思っていましたが、日本と同じ島国なんですね。但しマーケットは、スイス、ノルウェー、ドイツ等の近隣諸国に広がっており交流が盛んなようです。私が調べたところでは、デンマークは、スカンジナビア半島(スウェーデンのマルメー)と長いオーレスン橋でつながっています。国境を越えた平和的な繋がりを感じます。
また、デンマークはカナル(運河・水路)が多いとのこと。船で商品を運び、ハーバーで商品をおろすとのこと。東京(江戸)でもかつて同様に、水路が整備され、物流に利用されてきました。私が学生時代に「醤油」について調べたとき、なぜ銚子や野田で醤油産業が発展したか、江戸の町に繋がる水路なくしてはあり得なかったことを知りました。しかし、現代の東京ではそのような水路は、高速道路の下、というわけでしょうか。岡村さんは、「木場(新木場)」と聞いて、現代も木材が海や川に浮かんでいると思っていたとのことでした。残念ながら今はないようですね。
岡村さんたちは、デンマークで、「日本とデンマークの共通点」をテーマにカナルツアー(コペンハーゲン観光でお馴染み)を企画・実行したそうです。東京でも、安全面で難しい問題があるとは思いますが、水の都・江戸を復活させる取り組みは夢物語ではない気がします。
「木」をテーマにする話でしたので、その他、デンマークの、木を活用した建築等が紹介されました。例えば、「Marina Structure Islands Brygge」「Tietgenkollegiet」「デンマーク空港」、そしてデンマークの伝統的建物や家具等。
今回のお話しをすべて紹介できませんが、建物に木材を活用していこう!という話に留まらず、木(自然の側面、木材の側面等)をどういったカタチで生活環境に取り入れていくか・いくべきか、ひいては(前回も述べましたが)「現在及び将来の東京・日本がどんな社会を目指すのか」について考える機会を与えてくれるお話しでした。
私自身、隣の芝生はよく見えるのかもしれませんが、生活環境の面で、少なくとも視覚的情報では、デンマークの方が発展しているような印象を受けました。なので、「デザイン」という切り口で、「ayanomimi」の皆さん、岡村さんが、日本で素敵なプロジェクトを実現してくれるといいなぁ、と思いました。
以上の内容は、当日私がとったメモをもとにしています。私のメモが間違っている場合もあります。
ちなみに、デンマーク公式観光サイトをみつけましたので、ここにリンクしておきます。
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