取組み・活動

デザインのちから!

街で出会ったデザイナーさんとその作品 その2

 ちょっと前のことですが、「九ポ堂」(http://www.kyupodo.comさんに依頼し、名刺を活版印刷でつくってもらいました。「九ポ堂」さんの現在の主(あるじ)は、私が「街で出会った」どころか、私が学生時代にお世話になった方のご子息です。

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 活版印刷とは、活字を下記のように並べて作った版を使用した印刷です。下記写真は九ポ堂さんに提供していただきました。なお、「活版印刷機」にご興味がある方、こちらで見ることができます(と勝手に宣伝)。

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 なお、「活版印刷と火薬と羅針盤は、世界の秩序を変えたルネサンス期の三大発明といわれ、グーテンベルクの発明した印刷技術はその後、急速に全ヨーロッパに広まり、宗教改革や科学革命を促す原動力になりました(慶応義塾図書館HPより引用)」との説が有力かと思います。その後、今日まで様々な印刷技術が発明され、革新的だった活版印刷も、今ではノスタルジーや手仕事の温かみを感じさせる作品を促す原動力になっているようにも思います。


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 ↑ 写真でうまく表示できませんが、紙に文字が刻印されて、凹凸ができるんです。味わいがありますよ。

 

 「九ポ堂」の名は、そのお爺様が趣味で活版印刷をやっていた時に採用されたもので、歴史あるお名前なのです。こちらに詳細があります。『「九ポ」というのは活字の大きさの9ポイントのことで、祖父はこの大きさの活字で印刷をしておりました。』とあります。


 そして、「九ポ堂」が3代目に引き継がれ、『9歳から99歳まで』(『ムーミン谷への旅』(講談社)の帯に書いてあったフレーズだそうです。)が、「九ポ堂が目ざすところだと思いました。9歳から99歳までの人たちに楽しんでもらえるような、そんなモノを生み出していきたいです。」と、お爺様の想い(コンセプト)を豊かに広げておられます。

 

 具体的には、活版印刷のみならずDTP等の現代の技術も取り入れ、かつ、奥様の葵さんのイラストの作品も加わって、「九ポ堂」が発展しています。私はこの葵さんのWorksが大好きなんです~

 

 以上、「九ポ堂」さんのHPをリンクしまくってしまって、スミマセン。 恩師の息子さんだからというわけではないのですが、素敵なデザインに出会うとテンションが上がり紹介したくなるもので・・。

 また、素敵なデザイナーさんとその作品に出会えたら、このブログでご紹介します!

 


追伸(知財小ネタ): デザイナーさんがデザイン事務所の名前を商標出願する場合、一般には、第42類の「デザインの考案」を指定する場合が多いですが、シルクスクリーン印刷や活版印刷等の印刷をサービスとして提供する場合は、第40類も指定するといいと思います。第40類はなかなか面白いサービスが詰め込まれているので見てみてください。

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