デザインのちから!
日本人と韓国人、中国人の違いはどこにあるのでしょう? 私は相手に対し国籍の違いを余り意識しないのですが、それでも「自分は日本人」という意識はあって、それはどこから来るのだろう?と思うことがあります。
今回は、自分の1月1日の初詣の行動を振り返って、少々考えました。
日本人は、1月1日に一般に初詣に行き、大凡、それは神社でしょう。でも「日本人=神道」ではなく、クリスマスは教会に行き、お葬式はお寺でやる、又は、自然の中の神様を信じる、という重畳的な神様への信仰を許すところに、国民性があるように思うのです。
さて、我が家の初詣は、明治神宮でした。
明治神宮は、午後に参拝に行くと、多くの人混みで前に進めない状況になるのでご注意! 去年、本殿にたどりつかず引き返したことがあります。 朝一で参拝に行くのがお勧めです。 そこそこ無理のない7時ちょっと過ぎに明治神宮に到着しました。
↓ 日の出をバックにして、最初の鳥居をくぐります。樹木に覆われた神聖な道を歩いていきます。
↓ 途中、奉納された洋酒と日本酒群の間を通って行きます。
↓ 行き止まりになったら、左に曲がります。第二の鳥居が現れます。
↓ また少し行くと行き止まりに。大きなモニターがあります。混雑する午後は、このモニターの前で、CM等をぼーっと見て待つことになるのです。
↑ そして第3の鳥居をくぐったら・・・ ↓ 本殿が見えてきます。
↓ この後は、こちらの門を抜けると・・・、お守り等が販売されています。
明治神宮のおみくじは、明治天皇又は昭憲皇太后の大御心(おおみごころ)(お言葉)のみ書かれています。
私が引いたおみくじは、「けわしい峯々にも、登って行けば、自然と登り得る道はある」 というもの。
ここは、大吉なのか凶のか? はっきりと教えてくれないのです。
↓ 帰りは、来た道を戻るのもよし、違う道もよし、です。いつもは閉鎖されている改札口も利用できます。
↓ 表参道を歩いて帰ります。表参道ヒルズを超えた辺りのモスカフェで朝食。ふぅ~あたたかい。
年の初め、朝の初詣を終え、モスカフェという現代の空間で一息ついている自分に、「いまどきの日本人」を感じました。すでに「過去の日本人」ではないけど、「過去の日本」を背負ってはいるのだと思います。初詣という儀式に参加することで、過去に繋がるのだろうと思います。