取組み・活動

デザインのちから!

実践プロトタイピング!事務所ソファー

家具購入の成功・不成功は、実際に部屋に入れてみないと解りません。洋服のように試着できるシステムがあればいいのにと思います。 事務所のソファーを探していたのですが、"一生もの"のソファーをいつか買いたいと思うものの、失敗したら、お金もモノも勿体ない。 

 

そこで、使いながら検討していこうと、プロトタイプ的に、手ごろなお値段のコンパクトなソファーを無印良品で購入しました。http://www.muji.net/store/cmdty/section/S10306

場所をとらないのに、背の低い私のような者なら快適に寝転べる大きさです。 

 

さて、約1年半経って、ソファーカバーを探していたのですが、気にいったものがなかなか見つかりませんでした。そこで最近、表参道のスパイラルガーデンで展示即売中だった、made in Ireland のテキスタイル(本当はショール)を購入しhttp://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_924.html

ソファーの布製の座席に、直接、ちくちく縫って固定化させました。 我ながら大満足のできになりました。ちょっと布がズレタリすので、市販の製品の品質には及びませんが。 

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思うのですが、世の中にこんなにモノが売られているのに、ピタっと、自分の欲しいものがなかなか見つかりません。一方、家具をオーダーすると、市販の高級家具以上に高いものになる場合もあり手が出せません。このようなニーズを埋めてくれる家具屋さんはないものでしょうか。。。

 

・・・と思っていたら、昨日、似たような家具を発見。値段を見てないのですが、ハーマンミラー社のモノなので高いだろうな...。

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両ソファーのテキスタイル部分は、格子柄と、オレンジ色が活かされている点が同じであるため、なんとなく似ていますが、色同士の組み合わせが異なるので、やはりデザイン的にはイメージが違います。

 

さて、各社が、その製品に優れたデザインを施すべく、そのインハウスデザイナー又は外部のデザイナーが生みの苦しみを味わっているのだろうと思います。

しかし、そうやって世に出された製品が、生活者側としても「まさにこれが欲しかった!」となるようなシステムが、もっとあってもよいように思いました。

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